連続テレビ小説「カーネーション」|NHKオンライン
(司会)
先ほど少女ミニ駅伝でスターターとして号砲を鳴らされましたが、いかがでしたか?
(柳生)
やっぱり緊張しましたね。でも小学生の皆さんの表情がすごく真剣になる瞬間を見られてとても良い経験ができたな、と思います。
(司会)
柳生さんは得意なスポーツはありますか?
(柳生)
特にないです…(笑)。(スポーツは)ないんですけれども、ダンスはしていましたね。球技や陸上競技は実はちょっと苦手な部類なんですけれど。
(司会)
そうなんですか。見る分には好きなスポーツなどありますか?
(柳生)
見るのは結構いろいろと見ますね。
(司会)
なるほど。ではここで、皆さんお待ちかねの連続テレビ小説「カーネーション」の静子さんのシーンを少しだけ見ていただきましょう。
《300インチモニター画面に静子のシーンダイジェストが映し出される》
(司会)
先週は(静子の)結婚ということで花嫁姿も(画面に)出ていましたが、きれいでしたよね、皆さん。
《観客より「きれい」「最高」などの声と拍手》
(柳生)
ありがとうございます。
(司会)
花嫁衣裳を着られたご感想はいかがですか?
(柳生)
普段「カーネーション」の劇中で着ている着物よりもすごく重たいですし、かつらも大きなものを着けて、撮影自体はすごく大変ではあったんですけれども、皆さんからすごく褒めていただいて…。本当に自分が結婚するときに、いままではウエディングドレスを着たいなと思っていたんですけれども、白無垢もいいかなぁ、なんて思いましたね。
(司会)
そうなんですね。女の子ならあこがれますからね。
さて、少し話は変わって、「カーネーション」では岸和田のだんじりが大きなポイントの一つということなんですが、だんじりは(撮影で)初めて見られたんですよね? いかがでしたか?
(柳生)
最初のロケで、京都の太秦映画村のセットの中をあの大きなだんじりが走るのを見たんですけれども、もう、すごかったです!
(司会)
すごかったですか。
(柳生)
それまで「だんじり」というのを見たことがなかったんですが、もう大きくて、速くて、とにかく迫力がすごかったです。感動しましたね。
(司会)
柳生さんご自身は関西のご出身ですよね。どちらですか?
(柳生)
大阪です。
(司会)
大阪出身ということで(台詞の)関西弁についてはあまり苦労しなかったと聞いていますが?
(柳生)
そうですね。それほど苦労したということはなかったんですけれども、最初に(台詞が)「岸和田弁」と聞いて、イメージとしてちょっとキツイ言葉なのかなと。関西弁の中でもそういうイメージがあったんですけれども、実際に劇中で岸和田弁を使ってみて、例えば「行っちょいでー」だとか、すごく"かわいい"言葉だなと思って、普段でも使いたくなりました。
(司会)
役柄としては「次女」ということですが、柳生さんご自身もご姉妹がいらっしゃるとか。
(柳生)
はい。5歳上の姉がいて、2人姉妹ですね。
(司会)
何か役柄に通じるものなどはあるんでしょうか?
(柳生)
私の姉もちょっと糸子に似ているというか、パワフルな感じではあるので、その辺を妹ながらに心配するようなところは似ているのかな、と思います。
(司会)
糸子(尾野真千子)さんは普段どんな方ですか?
(柳生)
尾野さんは糸子そのものというか、ご本人も明るくてパワフルな方で、ほんとうのお姉ちゃんみたいに優しくて、大好きです!
(司会)
撮影の合間にもいろいろなお話をされるんですか?
(柳生)
そうですね。いろいろおしゃべりもしますし、一緒にご飯を食べに行ったりもしますし、本当にお姉ちゃんみたいですね。
(司会)
それでは、今後の「カーネーション」の見どころを皆さんに少し教えていただけますか?
(柳生)
私(静子)は(小原家から)嫁いでいってしまったんですけれども、まだ私も出てくるので…(笑)、そこも楽しみにしていただけたらな、と思います。よろしくお願いします。
(記者)
号砲用のピストルを撃つのは緊張しませんでしたか?
(柳生)
初めてなので、緊張しました!(耳の)近くで撃ったら鼓膜が破れるかもしれないからということを言われて、怖いなと思って(笑)。
(記者)
結婚式のシーンがありましたけれども、ご自身としては何歳ぐらいで結婚したいというのはありますか?
(柳生)
小さな頃は、両親が21歳で結婚しているので自分も21歳で結婚するものだと思っていたんですけれども、いざ実際に21歳になってみると、考えられないですね。まだまだな気がします。今は30歳までに結婚できたらな、とは思うんですけれども、それもまた30歳ぐらいになったら延びていきそうな気が…(笑)
(記者)
白無垢を着てみて結婚へのあこがれが強まったということはありますか?
(柳生)
それはやはり女の子のあこがれというか、高まったことは高まったんですけれども…(一人で気持ちが高まっても)どうしようもないですよね(笑)
(記者)
結婚しても仕事は続けたいと思いますか?
(柳生)
うーん。まず「結婚」というのがまだ想像できないので、その先はまだまだわからないですけれども、好きなことは続けていけたらな、とは思いますね。
(記者)
(少女ミニ駅伝)スタート前のトークコメントで自分が実際よりも幼く見られるという話をされていましたが、年齢を間違えられるようなことはよくあるんですか?
(柳生)
あります、あります。「カーネーション」の太秦でのロケの際に中学生の修学旅行の団体に出会ったんですが、引率の先生に「何かの撮影なんですか?」と聞かれて「そうなんですよ」と答えたら、「中学生?」って聞かれたので「えっ、違いますよ」と言ったんですよ。そうしたら「あ、ごめんごめん。小学生?」って言われて。「えぇっ!そっち!」という感じで(笑)。周りの中学生もやたら"タメ口"だなって思ってはいたんですけれども、まさか年下に見られているとは思っていなくて(笑)。撮影初期の頃で、髪型が三つ編みで服だけ私服に着替えていたのでそのせいかとも思うんですが、それにしても「小学生」はちょっとどうなんだろうと(笑)。
(記者)
そうやって実際よりも若く見られるのはご本人としては嫌ですか?
(柳生)
昔はもっと大人っぽく見られたいなと思っていたんですが、年齢が上がってきたら幼く見られるのも得なのかな、と思えるようになってきました(笑)。
(記者)
ドラマの中で演じる年齢の幅が広い(注:11歳〔第1週〕~30歳〔第15週〕)ですが、実年齢よりも上を演じるようになる中で年齢相応に見えるように、といった工夫だとか気を遣った部分はありますか?
(柳生)
最初は30歳だとかどう考えてもぱっと見てそう見えないですし、どうなんだろうと思ったんですけれども、周りの皆さんがすごくいい感じに年齢を重ねていってくださったので、自分としてはあまり気にせずに自然に回りに合わせていった感じでしたね。
(記者)
今後の放送についてはいかがですか?
(柳生)
私自身としては、自分(静子)が嫁いで画面に出なくなると客観視できるというか、また違う目線でさらに楽しくドラマを見られると思います。
物語のほうは戦争がやっと終わって、またこれから糸子姉ちゃんがたぶんパワフルに進んでいくと思うので…私もこの先どうなっていくのかはぜんぜん知らないので、視聴者の皆さんと一緒に楽しみたいと思います。
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