まちがえてもらうと困るので、先に言っておきます。

理科は暗記科目って言う方がいらっしゃるのですが、最も思考力が必要な教科です。

とは言っても、覚えなければならない部分もありますね。

特に興味の無い分野は、余計に覚えにくいものです。

今から覚え方を書きますが、それだけに頼らず、現象をきちんと理解することを第一に考えましょう。

さて、中学校理科で天体の分野の問題で、次のようなものがあります。

　　　〜すみません、図はあとで追加しますね〜

問「春分の日の真夜中に、南の方向に見える星座は何か答えなさい。」

で、図を見るものの、春分の日の地球の位置がどこなのか分からない人がいます。

北半球が太陽に向いているのが夏で、時計回りに秋、冬、春の順です。

それほど難しくありません。

私立の意地悪な問題になると、自転軸が書いていなかったりします。

そうすると、季節の星座を覚えておかなければなりません。

ですが、中学生で覚えなければならない星座は、それほどありません。

まずは北極星を探すのに便利な「北斗七星」と「カシオペア」。

冬は夜空を見てください。都会でもオリオン座の一部くらいは見えると思います。

北斗七星は有名ですね。名前のとおり７つの星でひしゃく型をしています。

カシオペア座は、カシオペアという人が椅子に座っている様子を表しているので、椅子を真横から見た感じ。
よくWと言われます。カ・シ・オ・ペ・アと、５文字なので、５つの星で構成されていると覚えましょう。

あと覚えておくと良いもの。

五七五調で、

「ししおとめ・さそり・ペガスス・オリオン座」
前から「春・夏・秋・冬」の順番で、真夜中に南の空に見える星座です。

覚えやすいですね。

これは私が中学生のときに塾の先生が教えてくれたものです。先生、ネタを勝手に使ってすみません！

問題では、これとピッタリ一致することはありませんが、どこかの季節の星座は必ず一致します。

そこから季節を割り出すことができます。

はじめにも書きましたが、理科は暗記科目ではありません。

でも覚えなければならないものがあるのは確か。

だったら、暗記しなければならないものは楽にやってしまいましょう！