結婚式はウェディングプランナーで選ぶ“ナシ婚”時代の結婚式事情 - 雑誌記事:@niftyニュース
結婚はするが結婚式はしない"ナシ婚"が増えている。
1月1日に発表された厚生労働省の人口動態総覧によると、2011年に結婚した夫婦の数は約67万組。これに対して、経済産業省の「特定サービス産業実態調査」(05年調査)によると、年間の結婚式(挙式・披露宴)は、約35万件にすぎない。
「婚姻した年に必ずしも結婚式を挙げるとは限らないが、結婚する夫婦の約半分しか、結婚式を挙げていないのではないか」と、結婚式場の口コミサイトを運営するみんなのウェディング代表取締役の飯尾慶介氏は読む。
結婚式を挙げない理由は人それぞれだが、最大の要因は金銭的な理由だ。
今月、みんなのウェディングでは「昨年結婚したが結婚式は挙げていない」という女性300人を対象に、結婚をテーマにアンケート調査を実施した。その結果、じつに33%が「費用が高そうだから」、31%が「挙式や披露宴以外のことにお金を使いたいから」と回答したという。
加えてナシ婚夫婦の多くには、お決まりのパターンに終始する"ザ・結婚式"への嫌悪感があるようだ。
実際、昨年秋に結婚したばかりの女性(25歳)は、「自分が出席した挙式はどれも同じに見えて、魅力を感じなかった」という。「最近は、多額の資金をかけてまで結婚式を挙げることに、意味を見いだせない夫婦が多い」と、業界関係者も口を揃える。
限られた予算のなかで、一つひとつの結婚式にオリジナリティを出すのは簡単ではない。だが、結婚した夫婦の約半数が式を挙げていないのであれば、式場としてはかなりの機会ロスだ。
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